【節電特集その2】リンガーハット、「緑のカーテン」導入 LED導入などと併用し、15%削減目指す (2011/07/07)

まちづくり新聞・電子版では、紙面と連動する形で「節電特集」を隔日連載する。第2回は、長崎ちゃんぽんの専門店などを展開するリンガーハットの節電対策。
(次回はモスフードサービスを予定)
リンガーハットは節電対策として、7月1日から「緑のカーテン」を導入している。店舗の窓ガラスの外側にゴーヤを植えることで外光や熱を遮り、店内温度を下げることができるという。これに伴い、前年に比べ店内温度の空調設定を+2度にし、電力削減を図る。
導入対象店舗は、同社グループの全577店舗のうち、ロードサイドの約100店舗。導入店舗のゴーヤはまだ成長していないが、7月の終わり頃には窓を覆う程度まで成長する予定だ。
当初は「すだれ」を使うといった案もあったというが、「『緑のカーテン』のほうが店舗の外観がより良いという理由でゴーヤを使うことになった」と同社CSR推進担当マネージャーの斎藤大介さん。9月末までの期間で店舗ごとに写真を取り、見栄えの良い上位8店舗までを表彰するコンテストも開催する予定で、外観と節電を両立させた節電対策となっている。
同社ではこの他、不要な電気を消したり、空調のフィルターの洗浄をする、洗浄器の使用をある程度食器が貯まってからするなどの施策を推進し、今夏のピーク時の使用電力15%削減を目指す。
リンガーハットの節電対策
店舗:
- ロードサイド店舗では「緑のカーテン」を利用する。
- 東京電力管内の店舗から優先して、外照式看板および屋根などの電球をLEDに切り替える。
- 従業員に「省エネハンドブック」を配布し、省エネ意識を高める。
- 不要な電気を消す。スイッチの色分けを行い、「赤色は○○時につける」など時間でON・OFFを徹底する際に分かりやすくする。
- エアコンの温度設定は28度にする。
- 空調に送風を活用する。
- エアコンのフィルターを洗浄するなど、冷却ユニットの効率化を行う。
- 洗浄器は食器がある程度貯まってから使う(洗浄器の消費電力はかなり大きい)。
その他:
- 本社では水曜日と金曜日の午後6時以降は残業を原則禁止。
- 工場で昼間から夜間に移せる製造工程を検討する。
