【節電特集その1】日本マクドナルド、店舗15%・本社25%削減へ さらに顧客への節電啓蒙も (2011/07/05)

まちづくり新聞・電子版では、紙面と連動する形で「節電特集」を隔日連載する。第1回となる今回は、ファストフード最大手の日本マクドナルドの節電対策。
(次回は麺類大手のリンガーハットを予定)
日本マクドナルドは店舗での消費電力15%削減を発表している。具体的には照明のLED化(5月末現在で281店舗まで導入済み)や顧客の食事を妨げない最低限の範囲で店舗内外の一部消灯、冷房を前年の+2度に設定するなど空調設備の調節、ユニフォームのクールビズ化など。また、店舗だけでなく本社では、一斉休暇や残業ゼロ運動などを行い、25%以上の削減をする予定だ。(詳細は下記一覧を参照)
さらに6月28日には、全国のマクドナルドで働く「クルー」および店舗マネージャー約16万人を対象にした節電キャンペーンを発表。それぞれが家庭内で節電意識を高めることを目的とした「節電キャンペーン」を実施する。
こうした「節電啓蒙」は、マクドナルドを訪れる顧客にも広げる。同社では消費者に向けて炭酸ドリンクをS・M・Lの全サイズ100円で提供するキャンペーンを実施しているが、7月1日からは毎月内容が変わる節電デザインのトレイマットを全国の店舗で約2000万枚使用し、同社が行っている10の節電アクションを分かりやすいイラストで紹介することで、節電意識を高めていくという。

マクドナルドの節電対策、キャンペーン
店舗:
- 店舗照明のLED化=LED電球を導入。導入済み店舗は5月末現在で281店舗。
- 店内外照明の一部消灯=顧客が食事を楽しむのを妨げない最低限の照明で営業。
- 厨房機器のこまめなON、OFF=調理に必要な最低限の機器のみ電源ONし、使用していない機器はすぐにOFFにする。
- 空調設定温度の変更=原則、冷房を前年の+2度に設定。顧客の来店状況に応じて送風と冷房を使い分ける。
- ユニフォームのクールビズ化=従業員のユニフォームをクールビズ化。ネクタイの着用をやめ、ワイシャツも第1ボタンを締めなくてもいい。
- 冷却ユニットの効率化=冷凍機器や冷蔵庫の清掃を、電力需要の少ない6月中に実施。冷却効率を上げ、無駄な電力消費を防ぐ。
その他:
- オフィスの節電目標25%=8月第1週を本社従業員の一斉夏休みに。また、在宅勤務と残業ゼロを推進。
- サプライヤーの節電協力=食材を提供してもらう主要取引先にも15%以上の節電をお願い。
- クルー16万人への節電啓蒙=全国のマクドナルドで働く従業員ひとりひとりに自宅での節電を啓蒙。
- 炭酸ドリンクの特別価格提供=8月中旬まで炭酸ドリンクをS・M・Lの全サイズで100円に。
- 「自主節電計画」の告知ポスターの掲示=節電啓蒙のポスターを東京電力・東北電力・関西電力管内の店舗内に掲示。
