【節電特集その4】外食店舗へのサマータイムの影響 「アフター4」が新たなキーワード!? (2011/07/15)

まちづくり新聞・電子版では、紙面と連動する形で「節電特集」を隔日連載してきた。最終回となる今回は、外食店舗へのサマータイムの影響について。
(外食店舗の節電対策記事は、8月5日号の本紙記事でまとめたものを掲載予定です)
電力15%削減は、外食と関係ない企業にとっても取り組まなければならない課題だ。都心の企業では、電力のピーク時をずらすため、始業・終業時間を早める「サマータイム」を実施しているところも多い。
こうした企業の従業員を顧客として取り込もうと、開店時間を早め、営業時間の繰り上げを行う飲食店が、首都圏を中心に増加している。
プロント、養老乃瀧などで営業時間前倒し
「サマータイム」対応を実施する代表的な大手チェーンが(株)プロント(本社:東京都港区)だ。同社では7月1日より、首都圏に関わらず全国の「CAFFE&BAR PRONTO」(以下プロント)にて、「プロント式"アフター4"」としてバータイムの営業時間の前倒しと該当時間帯の新メニューの拡充を実施している。
同社では6月1日からビジネスマンの多い都心立地で駅至近の店舗で営業時間の前倒しを実施。16時~17時半に提供する「サマータイムGOOD!セット」は、導入した店舗でわずか1週間でバータイムの人気メニュートップ5になっていた。これを受けて、全国店舗での実施とメニューの拡充に踏み切った格好だ。
居酒屋チェーン「養老乃瀧」や「だんまや水産」などを展開する養老乃瀧(株)(本社:東京都豊島区)も、7月1日から首都圏の一部店舗において、最大2時間、営業開始時間を早める繰り上げ営業を実施している。
やはり同社でも、一部店舗で15時からの繰上げ営業を開始しており、この好評を受けて対象店舗を拡大した。同社では「今後もサマータイム導入企業が増え、より夕方帯のお客様需要が増加することが予測される」としている。
「アフター4」打ち出し、サマータイム専用の割引サービスも
今後、大手外食チェーン以外でも、サマータイムに応じた営業時間の繰上げの流れは加速しそうだ。早い時間に来店した顧客に割り引きを実施するなど、サマータイム専用のサービスも始まっており、「アフター5」ならぬ「アフター4」が新たなキーワードとなりつつある。
